BLOG

ブログ

CATEGORY:

25.02.20

ヒッチキャリアの基礎知識│用途別に適したモデルを紹介

車の積載力を手軽に拡張できるパーツとして、ヒッチキャリアはキャンパーやサイクリストなどアウトドア好きな方に人気のある商品となっています。

ヒッチメンバーさえ取り付けられていれば、キャリアの装着や取り外しが容易で、用途に応じて付け替えたり、洗車時に簡単に外したりできるため、その使い勝手の良さが注目されています。

しかし、ヒッチキャリアには多くの種類があり、どれを選べばよいか迷うこともあるでしょう。
本記事では、それぞれのキャリアの特徴や選び方のポイントを詳しく解説します。


ヒッチキャリアとは?

ヒッチキャリアとは、ヒッチメンバーに差し込んで取り付けるキャリアの総称で、サイクルキャリアやカーゴキャリアなど、さまざまな種類が販売されています。

車内のスペースが不足する場合や、自転車などの大きな荷物を運ぶ必要がある際、多人数で移動する際に有効活用できるアイテムです。
ルーフキャリアと比較すると、荷物の積み下ろしがしやすく、車高が高い車でも使いやすいというメリットがあります。


ヒッチキャリアの種類と特徴

ヒッチキャリアには様々なジャンルがありますが、最もメジャーなサイクルキャリアとカーゴキャリアの基本的な情報をお届けします。
また、近年ではメーカーから新しいシステムのキャリアも発売されており、従来のものと比べて利便性が高まっていますので、合わせてそちらもご紹介していきます。

・サイクルキャリア 

ヒッチサイクルキャリアには、マスト型とトレー型の二種類があり、それぞれに特徴があります。

マスト型は、自転車を吊るすような形で固定し、タイヤ幅の制限が少ないのが特徴です。自転車のフレームをアームにのせ、U型ストラップで前輪と後輪を固定する方法を採用しています。

一方、トレー型は、自転車をトレーに載せて固定する方式で、耐荷重が高く、走行時の安定性に優れています。
例えば、YAKIMAのシングルスピードやホールドアップEVO、ステージ2などは、前輪を二か所、後輪を一か所で固定する構造となっています。

また、キャリアによっては、手前に傾くチルト機能や横開きのスイング機能を備えているものもあり、トランクへのアクセスのしやすさも考慮されています。

≫サイクルキャリア一覧(オートプロズONLINE SHOP)

 

・カーゴキャリア 

キャンプなどで荷物が増える場合に便利なカーゴキャリアは、ルーフキャリアよりも使いやすく、重い荷物も積載しやすいのが特徴です。

サイズやデザインのバリエーションが豊富で、折り畳み可能なものや柵付きのものなど、用途に応じて選ぶことができます。車高が高い車にとっては特に便利で、荷物の積み下ろしの負担を軽減できます。

≫カーゴキャリア一覧(オートプロズONLINE SHOP)

 

・CURT アクティブリンク 

CURTから登場したアクティブリンクは、カーゴキャリアの新しいタイプで、通常のカーゴキャリアとは異なるシャンク構造が採用されています。

一般的にCURTのカーゴキャリアはヒッチピンが別売りとなっていますが、アクティブリンクにはネジ切りされたヒッチピンが付属しており、走行時のガタつきを抑えられる設計になっています。
 

材質もアルミニウム製のため軽量で、車両への取り付け時の負担も軽減されます。
折り畳み時には一度キャリア部分を取り外す必要がありますが、軽量化されているため、特別な労力を必要としません。

また、シャンクが少し上に伸びた設計となっており、車高の低い車両でも坂道で擦りにくいのが特徴です。また、同シリーズのサイクルキャリアとも互換性があり、用途に応じて付け替えが可能です。

キャリア部分のみ取り外しができる構造のため、使用しない際はシャンクのみをヒッチに取り付けたままキャリアは取り外して保管する、といった運用も可能です。
適合するヒッチメンバーの差し込み口サイズも​​​通常は2インチ角サイズ用のシャンクが付属していますが、別途シャンクを用意していただくことで、1.25インチ角サイズのヒッチメンバーにも取り付けが可能です。

≫アクティブリンクについて詳しくはこちら(オートプロズONLINE SHOP)

 

・YAKIMA EXOシリーズ 

YAKIMAが開発したEXOシリーズは、用途に応じてマルチにカスタマイズできるヒッチキャリアです。


ベースとなるEXOスイングベースやEXOトップシェルフに、バスケットタイプのEXOギアウォーリアー、ボックスタイプのEXOギアロッカー、サイクルキャリアのEXOダブルアップ、スキーキャリアのEXOスノーバンクなど、さまざまなキャリアを組み合わせることができます。

EXOスイングベースは横開き機能を備えており、キャリアを取り付けたままでもトランクへアクセスが可能です。

スイングベースのアームも折り畳みが可能となっておりコンパクトに収納できるため、使用しない際にも場所を取らず、利便性の高さが魅力です。

≫EXOシリーズについて詳しくはこちら(オートプロズONLINE SHOP)


ヒッチキャリアを選ぶ際の注意点

・ヒッチメンバーの確認 

ヒッチキャリアを装着するには、ヒッチメンバーが必要です。まずは、車両に適合するヒッチメンバーがあるかどうかを確認し、適合する商品を選びましょう。

取り付けは通常、車両のフレームにボルトで固定する形になります。基本的にはヒッチメンバーは車種専用設計となっているため、適合を確認する際は車両のメーカーや車種、年式、VINナンバーなどの情報を伝えて相談するのがベストです。

 

・ヒッチメンバーの差し込み口サイズの確認 

ヒッチメンバーの差し込み口のサイズにはいくつか種類があり、装着できるキャリアが異なります。
一般的に、CURTのヒッチメンバーはアメリカ規格のインチサイズで、2インチ(約50.8mm)と1.25インチ(約31.8mm)の二種類が主流です。
一方、日本メーカーのヒッチメンバーはミリ表記となっており、50mm角や40mm角が多く見られます。2インチと50mmでは若干サイズが異なり、50mm角のヒッチメンバーに2インチ角用のキャリアが取り付けられないなど互換性がない場合もあるため、購入前に必ず確認が必要です。
 

・ヒッチメンバーの垂直耐荷重の確認 

ヒッチキャリアを使用する際は、ヒッチメンバーの垂直耐荷重を把握して安全に利用することが重要です。一般的に、牽引能力の10%程度が垂直耐荷重の目安とされており、例えば牽引能力1トン(1000kg)のヒッチメンバーであれば、垂直耐荷重は約100kgとなります。キャリアの重量と積載物の重量が、耐荷重内に収まるか事前に確認しましょう。


まとめ|自分に合ったヒッチキャリアを選ぼう!

いかがでしたでしょうか。数ある商品の中から用途に合わせたキャリアを選定するのは大変かもしれません。そんなときはお気軽に弊社までお問合せください。ヒッチメンバーからヒッチキャリアの選定まで、サポートさせていただきます。
下記よりお気軽にお問合せください。

お問合せフォーム

 

 

CATEGORY:お知らせ

25.02.14

定番のスキーキャリア「YAKIMA FatCat EVO」

YAKIMA(ヤキマ)からは様々なニーズに応えるスキーキャリアが発売されていますが、その中でも今回は、ルーフに取り付けるタイプのスキーキャリア「FatCat EVO(ファットキャット EVO)」をご紹介いたします!

 

 

  FatCat EVOとは?  

車の上にスキーやスノーボードの板を載せるためのキャリアです。
車内を汚さないメリットがあるほか、車内スペースにゆとりが出るので大人数の時はとても便利です。


FatCat EVO 4 スキー4組/スノーボード2枚まで積載可能


FatCat EVO 6 スキー6組/スノーボード4枚まで積載可能

※FatCat EVO 4・FatCat EVO 6 共に、板の最大幅が136mm以内のスキー板を想定した積載可能組数を表示しています。

 

 

 ポイント① 
 さまざまな形状のクロスバーに対応 

普通車・軽自動車問わず、ベースキャリアが付いていれば問題なく取り付けることができます。
クロスバーにベルトで固定するだけなので、取り付け簡単、工具も不要です。

ベルトといっても、内部にはステンレススチールが使用されていて、とても丈夫です!

 

動画で取り付け方法なども説明しています↓

オートプロズ 公式instagram

「簡単取付、スリムで高性能 雪山をもっと楽しく! FatCatEVO スノーキャリア」
 

 

 ポイント② 
 ビンディングが屋根にあたらないリフト機能 

 

ベースキャリアの高さによっては、ビンディングが車の屋根にあたってしまうこともあるかもしれません。
そんなときは、リフト機能が便利です。片側の脚を伸ばして高さを確保し、屋根を傷つけません。

 

 

 ポイント③ 
 ボタンが大きく開閉がスムーズ 

開閉のためにわざわざ手袋を脱ぎ着するのは面倒ですよね。
ボタンが大きいので、手袋を着けたままでも板の積み下ろしができて楽々です!

また、様々な厚みの板や、挟む枚数にに対応できるように、3段階で留まる設計になっています。

 

 

 ポイント④ 
 セキュリティ面が安心 

鍵(SKSロック)付きで板の盗難防止対策がとられています。

FatCat EVOをクロスバーから外すにはキャリア内部の金具をゆるめる必要がありこちらの鍵を閉めることででキャリア自体の盗難防止機能も果たします。

また、ポイント①でご紹介したとおりベルトの内部にはステンレススチールが使用されているので、専門的な工具がない限り切断はできない仕様になっています。

 

 

 まとめ 

FatCat EVOは、取り付けが簡単なだけでなく、ルーフボックスなどほかの積載方法に比べてコストパフォーマンスが魅力です。
スキー場へ行くために車に長時間乗車する方も多いと思いますが、車内空間を快適にして、スキー・スノーボードとドライブを楽しんでくださいね!

【FatCat EVOの商品情報や購入はこちら】
FatCat EVO 4(ファットキャットEVO 4)
FatCat EVO 6(ファットキャットEVO 6)

【こちらの記事もおすすめ】
おすすめスキーキャリア完全ガイド│スキー場に持っていくべきアイテム
スキー板の落ち運びがもっと簡単に!YAKIMAヒッチキャリア2選と選び方のポイント

【オートプロズ 公式instagram】
簡単取付、スリムで高性能 雪山をもっと楽しく! FatCatEVO スノーキャリア

【YAKIMA 公式YouTube動画】
Yakima FatCat EVO Snowsports Mount Product Tour & Installation

CATEGORY:お知らせ

25.01.28

ドリルウィンチで作業効率を大幅アップ!軽量・パワフルな新時代の作業アイテム

ドリルウィンチの特長
ドリルウィンチは、電動ドリルを動力源として使用するコンパクトで軽量なウィンチです。この画期的なツールは、丸太や重い荷物を引っ張る作業を簡単にし、アウトドアやDIY愛好者からプロの作業現場まで幅広い用途で活躍します。

わさびチャンネルでもこのドリルウィンチが取り上げられ、その高性能ぶりが動画で紹介されています。記事内に動画リンクを掲載していますので、ぜひご覧ください。

 

記事≫ドリルウィンチで作業効率を大幅アップ!軽量・パワフルな新時代の作業アイテム

 

 

 

CATEGORY:お知らせ

25.01.21

スキー板の持ち運びがもっと簡単に!YAKIMAヒッチキャリア2選と選び方のポイント

HitchSki

冬のスキーシーズンを快適に楽しむために欠かせないのが、スキーキャリアです。

スキー板やスノーボードを車外に積載することで車内を有効活用できるため、

スキーやスノーボードを趣味にされている方にとっては便利なお役立ちアイテムとなっています。

YAKIMAのスキーキャリアには「ルーフキャリアタイプ」と「ヒッチキャリアタイプ」2種類の

取り付け方法を持つキャリアがあり、それぞれ特徴があります。

本記事では、この2種類のキャリアのメリットとデメリットを解説するとともに、

YAKIMAのヒッチキャリア「HitchSki(ヒッチスキー)」と「EXOSnowBank(EXOスノーバンク)」をご紹介します。

 

 

記事≫スキー板の持ち運びがもっと簡単に!YAKIMAヒッチキャリア2選と選び方のポイント

 

 

 

CATEGORY:お知らせ

25.01.14

YAKIMAで選ぶ!容量・サイズ別ルーフボックスガイド

旅行やアウトドアに最適なYAKIMAルーフボックス

旅行やアウトドアに最適なYAKIMAルーフボックスは、車内スペースを有効活用し、多くの荷物を安全に積載できる便利なアイテムです。
ルーフラックと異なり、ボックスタイプであるため、汚れや水濡れから荷物を保護できる点が大きな魅力です。

記事≫YAKIMAで選ぶ!容量・サイズ別ルーフボックスガイド

 

 

 

CATEGORY:お知らせ