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25.09.02

【体験レポート】ルーフトップテントが活躍するのはキャンプ場だけじゃない! RAV4で野営したぞ!

8月30日・31日の2日間、RVA4選手と共に長野県大町市で車上泊をしてきましたのでその時の様子を少しだけご紹介いたします。

 長野県大町市ってこんなところ 

  • 長野県の北西部にあり、長野市や白馬村と隣接している市
  • 立山アルペンルートの玄関口として有名
  • 青木湖・木崎湖で、SUP・カヤック・釣り・キャンプが楽しめる
  • サイクリングが盛んで、黒部ダムや北アルプスの綺麗な景色などを見ながら走ることができるサイクリングコースがある
  • 爺ガ岳スキー場が有名
  • 大町温泉郷・木崎湖温泉など温泉施設がいたるところにある

▼長野県大町市公式観光サイト 信濃大町なび
https://kanko-omachi.gr.jp/

ウォータースポーツ・フィッシング・キャンプ・サイクリング・スノースポーツと、アウトドア・アクティビティが、こんなにも詰まってる街があるだろうか。
YAKIMAのキャリア全部使えるやん。

さて今回は、そんな大町市にある青木湖でSUPを楽しんだあと、大町温泉郷にある「湯けむり屋敷 薬師の湯」という温泉施設で宿泊します。

この日の最高気温は32.2度。SUP、大丈夫か?と思いましたが、水が冷たく、風も気持ちよくて全然暑さは感じませんでした。
今回はファミリーSUP体験(4人乗り)をしてきたのでボードはレンタルしましたが、ボードの持込みができる施設もあるようです。

体験が終了し、ホテルに宿泊する仲間とは一旦別れ、本日の野営地へ向かいます。
決して、仲が悪いわけではありません。
これがアウトドア屋のプライドです。

野営地にまで向かう山道です。
川のせせらぎや虫の声が聞こえてきて気持ちがいいです。

黒部ダム以外にもダムがたくさんあります。これは七倉ダム。

ここが、今日の野営地です。

湯けむり屋敷 薬師の湯
https://o-yakushinoyu.com/
住所:長野県大町市平2811-41
TEL:050-3101-9679

フロントで料金を払えば、車中泊をすることができます。
1台分のスペースで1泊1,000円なので、ホテル代金や駐車料金を考えたら、かなりリーズナブルに感じます。
事前に施設に電話し、ルーフトップテントの使用について了承をもらっています。
※もしも車中泊・車上泊をする場合は念のために事前の電話確認をおすすめします。
会計を無事に済ませていざテントを展開。

今夜の天気予報は晴れ/曇りなので、レインフライなしです。

今日のおうちです

スカイライズHD Sサイズ

大人2人分のスペースはありますが、お1人様な今夜はここに大の字になって寝ます。
マットレスが分厚くて気持ちがいい&スペースも大きいので、なんなら自宅のベッドより寝心地が良いです(憂)

夏用の封筒型シュラフとインナーブランケット(フリース素材)をもってきました。
8月30日夜から31日朝にかけての夜の気温は21度前後。
温泉で体がポカポカなこともあって、インナーブランケットだけで十分寝ることができました。
夜も晴れていて、テント内に大の字に寝転がりながら天窓から星をみることができてとても気持ちが良かったです。
星空の写真は、心のシャッターでしか撮ってないです、すみません。

朝7時ごろには気温が上がってきてさすがに暑かったですが、それまでは快適に寝れたと思います。
テントを開けたら外側は結露していましたが、内側は全然結露なしです。
30分ほどカーッと乾かして収納しました。

RAV4選手に後光が差していました。

身長158cm、慣れもありますが、脚立なしで展開収納できます。
かかった時間は、ノロノロやって展開収納それぞれ10分くらいでした。

 まとめ 

今回は、RAV4選手のキャンプ場外での野営デビューをご紹介いたしました。
事前の下調べや電話確認は必要ですが、野営ができる場所さえうまくみつけることができれば行動の自由度はあがります。
キャンプ場以外でもテントを設営できるのはルーフトップテントの良いところですよね。
アウトドアレジャーとしてだけでなく、普通の旅行の選択肢としてルーフトップテントはかなりありだと思います。
ぜひご検討ください!

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25.07.05

【イベントレポート】東京アウトドアショー2025で見つけた!新型フォレスター×YAKIMAギアの最強タッグをチェックしてきました!

6月27日から29日までの3日間、千葉県・幕張メッセで開催された「東京アウトドアショー2025」と「東京ドッグショー2025」に行ってきました!
どちらのイベントも大盛況で、アウトドア派も愛犬家も目を輝かせて会場を回っている姿が印象的でした。

今回はその中でも、TOYOTIREさんのブースに展示されていた新型フォレスターが圧倒的な存在感を放っていたので、じっくり見てきました。
フォレスターのルーフ上には、YAKIMAの新作ルーフトップテント「SkyPeakHD」がドーンと設置されていて、見るからに頼もしさ満点。
さらに、SkyPeakHDと組み合わせ使用可能なSkyPeak HD Crossbar Kit(ベースキャリア)も装備されていて、車との一体感がバッチリでした。
それだけじゃありません。サイクルキャリアの「HighRoad」も搭載されていて、「キャンプも自転車旅もこれ一台でOK!」というくらいの仕上がり。
まさにアウトドア仕様の完成形といえる組み合わせでした。

さらに、ラゲッジスペースにはYAKIMAのMODシリーズの収納ボックスがズラリ。
MODHomeBaseMD、TopperMD、GearCrate MDといった人気モデルが使われていて、ギアの収納もスッキリ&スマート。
荷室を開けた瞬間、「これは真似したくなる…」と思わせるような、実用性と見た目を両立したレイアウトが光ってました。
 

▼今回フォレスターに採用されていたYAKIMAアイテムはこちら

 ・SkyPeakHD(ルーフトップテント)
≫詳細はこちら

 ・SkyPeak HD Crossbar Kit(専用ベースキャリア)
≫詳細はこちら

 ・HighRoad(サイクルキャリア)
≫詳細はこちら

 ・MOD HomeBaseMD
≫詳細はこちら

 ・MOD TopperMD
≫詳細はこちら

 ・MOD GearCrate MD
≫詳細はこちら
 

ブース内には、白背景×オプカンのフォトスポットも設置されていて、来場者が車と一緒に記念写真を撮る姿もちらほら。
クルマを「見せる」だけでなく、「体験させる」工夫がされているのがいいですね。

イベントって写真に残ることが多いから、こういう仕掛けがあるとついシャッターを押したくなっちゃいます。
展示の詳細は「レスポンス」さんの記事も参考にどうぞ!
家族みんなでオプカン! トーヨータイヤはアウトドアからペットまで幅広いカーライフの相棒に…東京アウトドアショー2025

さらにもう一つ気になったのが、ROCKY2様のブース。
横浜でキャンピングカーの販売・整備をされているショップさんなのですが、こちらでもYAKIMAギアが採用されていました。

現代的なデザインのステップワゴンにオフグリッド装備を合わせた仕様で、「えっ、ステップワゴンってこんなアウトドア似合うんだ!」と驚きました。
都会的な見た目とアウトドア仕様の融合は、今後の注目スタイルかもしれません。
気になる方は公式サイトもぜひチェックしてみてください。
ROCKY2様公式ホームページ

まとめ:アウトドアとカーライフの可能性は、まだまだ広がる!

 今年の東京アウトドアショーでは、「クルマ=移動手段」から「クルマ=楽しむ道具」へと、価値観が大きく進化しているのを感じました。
これから車を買い替えようと考えている人、アウトドアギアに興味がある人は、今回紹介したアイテムをぜひチェックしてみてください。
あなたのカーライフが、ぐっと広がるヒントが見つかるはずです。
 

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25.06.19

【共同開発】WeatherTech×オートプロズ|右ハンドル車専用マットのフィッティングを実施!

アメリカイリノイ州に本社を置き、アメリカでは業界No.1の「WeatherTech(ウェザーテック)」とオートプロズがタッグを組み、右ハンドル車に対応したフロアマットの共同開発を実施しました!

今回その第一弾として、WeatherTechの技術者がアメリカから来日。
日本で人気の車種を対象に、実車を使ったフィッティングや専用スキャナーによる形状計測が行われました。
WeatherTechといえば、車種ごとに設計された“ピッタリ”のフィット感が魅力のブランドですが、これまで右ハンドル用の展開は一部の車種に限られていました。
そこで今回、ラインナップ拡充に向けた開発が実施されました!

 


■アメリカで作られた試作品を、日本で現車フィッティング!

今回の現地作業では、アメリカ本国であらかじめ製作された試作品のフロアマットが日本に届けられ、それを実車に装着してフィッティングを確認。
マットを車内に敷いて「どこか浮きがないか」「段差に干渉しないか」など細かくチェックしながら調整していきます。


さらに、車の床に丸いセンサーをいくつも貼り付け、専用スキャナーで形状を3Dデータ化。パソコン上には、凹凸やカーブまで正確に読み取ったフロア形状がリアルタイムで映し出されていました。
この詳細なスキャンデータをもとに、WeatherTech側がさらに高精度のマット設計に取り組んでいく流れです。


■フィッティングを行ったのはこの5車種!

今回、フィッティング&スキャン対象となったのは以下の人気車種です。
・ランドクルーザー250(ランクル250)
・ハイエース
・カローラクロス
・ヤリスクロス
・アルファード

この中でも、ランクル250、ハイエースはすでに商品化が完了!
ランクル250は 1列目・2列目のフロアマット、ラゲッジマットまで揃っており、車内をまるごとWeatherTechでカバーできます。
▼ランクル250用マットはこちら
1列目フロアマット(右ハンドル)
2列目フロアマット
ラゲッジマット(7人乗り3列目以降)
ラゲッジマット(7人乗り2列目以降)

▼ハイエース用マットはこちら
ハイエース用1列目フロアマット

またカローラクロス、ヤリスクロス用についても既に商品化済みで、現在販売の準備を進めているところです。

 


■共同開発だからできる、安心の専用設計

海外ブランドであるWeatherTechが、右ハンドル車に合わせて技術者自ら来日し、現車に触れて開発を進める。
そんな本気の姿勢が、私たちオートプロズとの共同開発で実現しています。
現場では、私たちも一緒に作業を進めながら、日本の道路事情やユーザー目線のフィードバックも共有。
 細部までこだわった専用設計だからこそ、「すき間がない」「ズレない」「掃除がラク」という快適さが実感できる仕上がりにつながっていきます。

 


■まとめ|WeatherTech×オートプロズの共同開発で、右ハンドル車にもピッタリのマットが続々登場!

WeatherTechとオートプロズによる共同開発で、右ハンドル車向けのラインナップが拡充されました。
すでにランクル250やハイエースの専用マットは販売スタートしており、カローラクロス、ヤリスクロスについても販売が間近となっています。
「見た目もキレイにしたい」「せっかくならちゃんとフィットするマットを選びたい」そんな方には、WeatherTechのフロアマットがぴったりです。
適合や商品の詳しい情報については、どうぞお気軽にご相談ください!
 

お問合せフォームはこちら

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25.06.07

【新型フォレスター】ヒッチメンバー&ベースキャリア完全ガイド|グレード別に適合製品を紹介!

アウトドアやレジャーの相棒として人気を集めるスバル・フォレスターに、待望の新型(SL型)が登場しました。
すでに北米では販売がスタートしており、日本国内でもそのデザインや機能性に注目が集まっています。
今回はそんな新型フォレスターに対応する、YAKIMA(ヤキマ)製のベースキャリアやヒッチメンバーなどのアクセサリーパーツをご紹介。
グレードごとのルーフ形状に合わせて、最適な製品を詳しく解説していきます。見た目や機能、積載スタイルなど、自分のカーライフにぴったりな組み合わせを見つけてみましょう。

 


■まずはチェック:新型フォレスターのグレードとルーフ形状

新型フォレスター(SL型)には、「SPORT / SPORT EX」「X-BREAK S:HEV / X-BREAK S:HEV EX」「Premium S:HEV / Premium S:HEV EX」の3系統があります。
グレードによってルーフレールの仕様が異なり、それに応じて選ぶべきベースキャリアも変わってきます。

▼SPORT / SPORT EX、Premium S:HEV / Premium S:HEV EXは、屋根とレールのすき間がないフラッシュレールタイプ 

▼X-BREAK S:HEV / X-BREAK S:HEV EXは、屋根とレールのあいだにすき間があるルーフレールタイプ 

この違いを把握したうえで、それぞれに最適なキャリアを選んでいきましょう。

 


■【フラッシュレールタイプ向け】SPORT・Premium系におすすめのベースキャリア

・サイトラインFX


フットとクロスバーが一体となった最新設計のモデルで、車両との一体感が非常に高く、装着後の見た目も洗練されています。

ルーフラインに自然と馴染むデザインで、純正のようなフィッティングを求める方には特におすすめです。

また、バー上部にはTスロットが搭載されており、YAKIMA製アクセサリーの取付もスムーズ。
アウトドアギアやルーフボックスなど、使用スタイルに合わせて自在にカスタマイズできます。

適合サイズはフロント、リアともにMDサイズです。

≫詳細について詳しくはこちら

 

・サイトラインタワー+ジェットストリームバー(Sサイズ)


こちらは、サイトラインタワーにSサイズのジェットストリームバーを組み合わせた構成。
耐荷重性能に優れており、ルーフトップテントなどの重量物を積載したい方に最適な選択肢です。
機能性重視の方におすすめしたい、頼れるセットです。

≫詳細について詳しくはこちら(サイトラインタワー)

≫詳細について詳しくはこちら(サイトクリップ)

≫詳細について詳しくはこちら(ジェットストリームバーS)

 

 


■【ルーフレールタイプ向け】X-BREAK系におすすめのベースキャリア

・ティンバーラインFX


サイトラインFXと同様、フットとバーが一体化されたデザインで、見た目のスマートさと装着のしやすさが魅力。
ルーフレールを挟み込んで固定する構造で、工具を使わずスムーズに取り付けられます。
バーにはTスロットも備わっており、アクセサリーの追加も簡単です。

こちらはフロント、リアともにXSサイズが適合サイズとなります。

≫詳細について詳しくはこちら

 

・ティンバーラインタワー+ジェットストリームバー(Sサイズ)


こちらは、ルーフレールにベルトを巻き付けて固定するタイプ。
高い耐荷重性を備えており、ルーフボックスやテントといった重量物の搭載にも安心です。
アクティブな用途にしっかり応えてくれます。

≫詳細について詳しくはこちら(ティンバーラインタワー+ジェットストリームバーS)

 

・ティンバーラインタワー+ロックンロードK(アダプター直付け)


専用のストリームラインアダプターを使用することで、ティンバーラインタワーにYAKIMAのロックンロードKを直接取り付ける構成も可能。
クロスバーを省ける分、全高を抑えられ、重心も低く安定感のある積載が実現します。
外観もタフな印象となり、ヘビーユース派におすすめのスタイルです。

≫詳細について詳しくはこちら(ティンバーラインタワー)

≫詳細について詳しくはこちら(ストリームラインアダプター)

≫詳細について詳しくはこちら(ロックンロードK)

 


■【全グレード対応】ラゲッジ整理の新定番「MODシステム」

車内収納をもっと快適にしたい方には、YAKIMAの連結収納ボックス「MOD(Modular Organizational Drawer)」がおすすめです。
全グレードで使用可能で、アウトドアから日常使いまで幅広く活躍します。

MODは最大3段まで積み重ねられる引き出し型収納ユニットで、基本となる「MOD HomeBase」に「MOD Topper」「MOD GearCrate」「MOD GearTote」などを組み合わせて、自由にカスタマイズが可能です。
ユニットごとに用途に特化しており、キャンプ用品やツール類、調理器具などをスッキリ分類。
使いたいときにすぐ取り出せる設計で、「積む・使う・片づける」がスムーズに完結します。

おすすめの3段構成例は以下の通り:

▼1段目:MOD HomeBase MD(ベースとなる大引き出し型ユニット)

≫詳細について詳しくはこちら

▼2段目:MOD Topper MD、MOD GearCrate MD、MOD GearTote MD

画像は「MOD Topper」を装着していますが、3段目でご紹介する「MOD GearCrate」「MOD GearTote」も装着が可能です。

≫詳細について詳しくはこちら(MOD Topper)

▼3段目:MOD GearCrate MD、MOD GearTote MD

≫詳細について詳しくはこちら(MOD GearCrate MD)

≫詳細について詳しくはこちら(MOD GearTote MD)

すべてのモジュールは、車内での安定性や安全性にも配慮されており、走行中の荷崩れを防いでくれます。
整理整頓が苦手な方にも、安心して導入できる収納システムです。

▼MODの紹介動画はこちら

 


■ヒッチメンバーで広がる使い道

牽引やカーゴキャリアを取り付けたい方には、CURT製のヒッチメンバーもおすすめです。
新型フォレスター用のヒッチメンバーは約1,580kgの牽引能力、約230kgの垂直耐荷重と、高い性能を誇ります。
装着には「遮熱板のカット」と「既存穴の拡張」が必要ですが、それに見合うだけの価値は十分。
トレーラー牽引はもちろん、サイクルキャリアやカーゴキャリアなどの設置で、車の可能性が一気に広がります。

≫詳細について詳しくはこちら

 


■まとめ|新型フォレスターの性能をさらに引き出すYAKIMAの選択肢

新型フォレスターはグレードによってルーフ形状が異なるため、ベースキャリアの選定には適合情報の確認が必要です。
とはいえ、「どれを選べばいいかわからない」という場合でもご安心ください。
気になる点があれば、お気軽にお問い合わせいただければ丁寧にご案内いたします。

また、これから新型フォレスターの購入を検討されている方にも、キャリア選びは大切なポイントのひとつ。
YAKIMAの製品なら、スタイリッシュな見た目と優れた積載性能を両立し、アウトドアにも日常使いにもフィットします。

さらに、車内収納を快適にするMODシリーズや、活用の幅を広げるヒッチメンバーを組み合わせれば、フォレスターの可能性を最大限に引き出すことができます。

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25.05.17

【完全解説】YAKIMAベースキャリアの「M1」「P1」ってなに?取り付け時に必ず知っておきたい基礎知識

YAKIMAのベースキャリアを取り付けようとした際に、「M1」「P1」などのアルファベットと数字の組み合わせを目にして「これって何?」と疑問を抱いた方も多いのではないでしょうか。
実はこれらは、YAKIMAのベースキャリアを正しく、そして安全に装着するために必要な“取付位置の基準”を示す重要な指標です。

YAKIMAのベースキャリアは、車種ごとにクロスバーの間隔や位置が細かく指定されており、その数値に従って取り付けることで、確実なフィッティングと高い安定性が確保されます。
この記事では、YAKIMAの中でも特に精密な設定が求められる「ベースラインタワー」を例に、各項目(M1、P1、T1など)の意味と測定方法をわかりやすく解説します。

他のモデルである「スカイラインタワー」や「ティンバーラインタワー」を検討されている方にとっても、一部共通の概念があるため、参考になる内容です。
 


■M:クロスバーと車両の位置関係を示す数値

まず「M」は、タワーやクロスバーの正確な位置関係を数値で示したものです。車体との取り付け位置や間隔を明確にすることで、バランスの取れた装着が可能になります。

M1は、フロント側クロスバーに装着された運転席側タワーの内側から、助手席側タワーの内側までの距離を指します。
取り付けの際は、クロスバー中央にあるセンターラインを基準に左右対称に配置するのがポイントです。

M2は、ルーフモールの先端からタワー本体のゴムパッド先端までの距離です。この数値を正確に測定するため、キットに付属されているメジャーテープの使用が推奨されています。
M3は、リア側クロスバーに装着されたタワー間の内側距離で、基本的にはM1と同様の考え方で測定します。
M4は、前後のクロスバー間(フロントバーの先端〜リアバーの先端)までの直線距離を表します。この数値によって、前後バーの装着バランスが決まります。

 


■P:タワーの高さ設定(クロスバーと水平を保つための基準)

次に「P」は、タワーの高さ調整に関わる基準です。
P1はフロント側のタワーが、クロスバーと水平になるようにするための調整ポジションを「A・B・C」で示したものです。

数字ではなくアルファベットでの設定となっている点が特徴です。
P2はそのリア版で、リア側タワーの調整位置を「A・B・C」で設定します。
この「P1」「P2」の選択により、車体に対してクロスバーが適切な高さに装着され、荷物を積載した際にも左右・前後で傾かない安定した設置が可能となります。
 


■T:タワーの角度調整のための基準

「T」は、タワー自体の角度を示す項目です。
T1はフロント側のタワーがどの角度で設置されるべきかを「1・2・3」で表します。
T2はリア側の角度設定で、T1と同じく3段階の設定値から選ぶことで、車両の形状に沿った角度で取り付けることが可能になります。
この角度設定を誤ると、ゴムパッドの接地面積が不足したり、バーの設置が不安定になる可能性があるため、指示された数値を守ることが重要です。

 


■まとめ:正確な取り付けで安全性と見た目を両立

YAKIMAベースキャリアの取り付けでは、M・P・Tといった各種の数値が非常に重要な役割を果たします。
これらの設定は、単に「装着できるか」だけでなく、「走行中の安定性」「積載時のバランス」「車体への負担軽減」にも大きく影響します。
初めて取り付けを行う場合、特に説明書の読み解きに不安がある方は、信頼できるショップや販売店に相談しながら進めるのがおすすめです。
車両ごとの適合数値(M1〜T2など)は、お気軽に弊社までお問い合わせください。
 

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